舞人と雅楽師の副業バイトで月収15万!儀式に関する仕事は稼げます!

35歳専業主婦です。以前、食品製造会社の栄養士をしながら、そして現在も副業として「舞人と雅楽師」をしております。正社員で働いていた時もこの副業を問題視されることはなく、私の祖父母の家が神社であるため、家業の手伝いとして好意的に受け取ってもらえていました。

 

今回はちょっと変わった副業バイトを紹介します。月収15万円稼げるバイトだけにあまり例は見ないと思います。

 

舞人と雅楽師の副業バイトの内容は?

 

私がやっていたのは、ちょっと特殊で、冠婚葬祭が神前式の場合の舞人と雅楽師をやっており、神様に舞と楽の音を捧げております。舞楽も雅楽も祖父母の家が神社であったため親しみはありましたが、幼い頃から始めた訳ではなく成人してから教養として身に着けたものです。

 

舞楽や雅楽を教えて下さる師匠に付き、楽器は笙と龍笛を学びました。神社によっては体験イベントなどを設けているので、神社関係者でなくとも始めることはできます。

主な仕事内容は、神葬祭での伶人、結婚式や神社での巫女・伶人・舞人です。伶人とは雅楽を演奏する人のことです。神葬祭での伶人は、通夜際及び遷霊祭、葬場際の2日間の雅楽の演奏を業務とし、勤務地は葬儀場が主となります。

 

演目は、ほぼ盤渉調の越天楽と管絃の五条楽の2種です。盤渉調の越天楽は平調の越天楽とは違い物悲しく静謐で、喪主やご家族の方を始め参列者が故人を偲ぶには相応しい演目です。飾り気がないため伶人の腕がよくわかってしまうのが難点です。

 

地域や葬儀の流れによっても異なる場合がありますが、雅楽を演奏するのは祭主入退場時、餞・幣帛を供える時、参列者の玉串奉奠時です。祭事自体の時間は2時間程度ですが、演奏する時間は30分とありません。ただし、参列者の玉串奉奠時はすべての参列者の拝礼が終わるまで演奏し続けるため人数の多い場合はそれだけ長く演奏します。

結婚式や神社での巫女・舞人はご存知の方も多いでしょう。赤い袴と千早という装束を纏い、神社でお守りを売ったり御朱印を書いたりするよく見かけるお仕事です。その他に本殿では、ご祈祷時の神主のサポートや神様に舞を捧げます。

 

妙齢になりますとさすがに赤い袴は憚られますので現在は着用しません。巫女舞では豊玉舞、舞楽では蘭陵王という演目も個人的に好きです。蘭陵王は女性の舞人は珍しく重宝されますので、地域外からの依頼もいただけます。

 

結婚式でも神社でも伶人は赤い袴ではなく装束が異なるため、必要に応じて何度も着替える必要がある場合もあります。神葬祭とは異なり、厳かでいて華やかな平調の越天楽と舞楽の演目を演奏します。

 

舞楽以外は主に折りたたみ式の椅子(胡床)に座って行います。場合によっては長時間の正座や胡坐という場合もありました。神様へ捧げるものであり、また、記念写真にも入ることがありますので、相応しい装いとメイクは常に求められました。

 

友人の結婚式にも伶人や舞人として依頼されることがあり、通常の参列者とは違う祝福や思い出を贈れるのも素敵です。当日何かと忙しくなりますが、ご祝儀代と同じくらいの心付けもいただけます。これが結構な額になります。

 

舞人と雅楽師のように儀式に関わる副業のメリットとデメリット

 

メリットとしては①一度覚えてしまえば一生もの②短時間で高収入③副業と言えど尊敬の念で見られるの3点です。 一度覚えて演奏できるようになれば、若年でも高齢でも性別問わず需要があります。

 

むしろ、年齢を重ねた方が重みや深みが出るので、格式に則って行われる場合は高齢の方が重宝される傾向にあります。そして収入の面では、短時間で高収入が得られます。

 

神葬祭ですと拘束時間3時間程度と食事付き(通夜・葬儀後の会食)で1~3万円の心付けがいただけます。正月の三箇日では日給1~2万円程度、結婚式や祭事も2時間程度で1~3万円程度が相場のようです。

 

これは時間との兼ね合いを見れば破格と言って良い収入ではないでしょうか。更に、活躍の場が神聖かつ厳かな場であり人の目に好意的に映る場合が多いため、副業と言えども尊敬の念を持たれ誇れます。

デメリットとしては①楽器や装束代が高額②突発的で予定が立たない③神社関係者であるか伝手が必要の3点です。

まず、舞楽と雅楽を学ばなければできない副業になります。独学でもできなくはないですが、師匠を持って学ぶ必要が出てきます。楽器は練習用ならばプラスチックのものであれば1万円以下で用意できますが、良い物を揃えようと思うと家が買える金額が必要です。

 

楽器によってはメンテナンス料金も高額です。装束も自分で揃える場合数着必要ですし、クリーニング代が定期的にかかります。そして、結婚式や年中行事なら予定が立てやすいですが、神葬祭になりますと人が何時亡くなるかなんてわかりませんのでとにかく急な依頼ばかりです。

 

もちろん平日祝日関係ありません。更に働こうと思っても正月のバイトならまだしも、ハローワークや求人サイトに募集なんてまず載りません。

 

この副業を行うには、神社関係者であるか、伝手がないとまず話が舞い込んできません。

 

稼ぐためには当然のことながら舞楽と雅楽の腕が必要であり、良い楽器を持っていればそれだけで重宝されます。使ってくれる特定の神社と懇意にし、そこから輪を広げていくと良いでしょう。イベントなどでご一緒した方など、横の繋がりを作れば定期的に直接依頼が参ります。

関連記事

ページ上部へ戻る