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稀な副業で8万ゲット!輸出する車を船に積み込むバイトの口コミ情報

現在はフリーのデザイナーをしています。その前は社内デザイナーでした。車の運転が好きで、今でも千葉から仙台くらいは一般道で10時間くらいノンストップで行けます(トイレタイムだけ停まります、食事は無し)。

 

輸出する車を船に積み込むバイトはこんな感じ!

 

 

輸出する車を船に積み込むバイトをしていました。不定期で月の10日ほどでしたが、当時としては破格の日給8千円くらいでした。

 

だいたい昼過ぎには終わるので、時間拘束も短かったです。その後別のバイトに行く強者もいました。多くの人はパチンコに行っていたようですが・・・。

直接の雇い主は個人の手配師で、会社ではありません。その上部組織もよくは解りませんでしたが、全体を取り仕切っているのは、日新というロジスティック(物流)会社か、宇徳という会社、下請けで東名・丸徳などという会社があったと思います。

 

我々は求人ではなく口づてで集められており、結構厳しい叱責のもとでの作業になるため、2回以上来る人間は4人に1人くらいでした。「日雇い感」をたっぷり感じながら、その日の作業が終わると後は他人同士、という感じでした(会社組織の人たちは除く)。

仕事の説明は簡単で、港に並んでいる車(おびただしい数)を船に積み込んでゆく、というだけです。が、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、積み込む車と車の間隔は非常に狭く、人様の新車を停めるにしては相当タイトな距離で、精神的プレッシャーは半端ありません。心なしか何年もやっている先輩は頭髪がおしなべて薄かったような・・・偶然かも知れません。

 

なぜそんなタイトな積み方をするのか、もちろんそのほうが効率良いに決まってますが、その解答では半分正解で半分ハズレです。正確には、輸出数に対して輸入数が少ないからです。つまり船は必ず行きと帰りがあるので、行きか帰りのどちらかが満載で、どちらかは少し(あるいは大量に)余裕が発生します。

 

つまり外国での積み込みは余裕でOKですが、日本からの積み込みが航行の回数を決めるため、一台でも多く積み込め!という事になるわけです。実際アメリカホンダ生産のアコードクーペという車種を250台おろして、そのスペースに1250台詰め込んで返した事もあります(なんと5倍!)。

 

輸出する車を船に積み込むバイトのここが重要!

 

 

実際仕事上で大変なのは、個人のテクニックのレベルに関してです。結果的に無事故で終われば御の字、ではなく、「ぶつけるわけがない」という前提で運転を任されるので、そいうった雰囲気を持ち合わせていないと大切な商品を運転させてくれません。

 

具体的には、見習い時にどんな難しい要求をされても表情を変えずにビチッとこなして何事もなかったような態度を貫く、みたいな感じでしょうか。難しいところ(端っことかスロープの途中など)に停める時は心臓はドキドキですが、しれっとした態度を保つようにしていました。

 

ドギマギした態度の人はかなり激しく叱責されて、次に見かける事はありませんでした。厳しいようですが、「ぶつけない&きわどい停め方」が出来る事が仕事なのでそういった人間は排除していかないと成り立たないのが現実なのだと思います。

 

ちなみに、ぶつけた車はカタログに載っている定価で買い取り、保険は掛けていないか掛けられないのか聞きませんでしたがすべて会社の自腹だそうです。なおかつ、高いクルマはオーナーが決定しているものもあるので、オーナーへの引き渡しが滞り、メーカーから叱責されるそうです。

この仕事をして、当然ながら車両感覚は非常にアップしました。調子の良い日は、なんかボディーが透けて外が見えるような、360度全て見えているような不思議な感覚で、いわゆるスポーツ選手の「ゾーン」に入ったみたいな気持ちだったのを覚えています。

あと、この仕事で大変というかキモになってくるのは、車を停める時だけではなく、途中経路や車を降りる時、降りてから地上に戻る時も結構重要でした。車をぴったりと停めるのは勿論簡単ではありませんが、合図をする人がいるのでその人のタイミングをつかんでしまえばある程度は出来るようになります。

 

テレビとかだと最後の停める部分だけクローズアップしているのですが、途中経路も意外と大変です。船なので、床も鉄でできているからすごく滑ります。すべり止めがありますが、必要最低限なので、そこを踏み外すと一気に壁に向かって滑って行きます。実際それで大破した車体もありました。

 

また、積み込み時間の短縮、という観点からすると停めてからドライバーが降りないと次の車を停められないので、停めた後キーを抜いたり椅子を一番後ろに引いたりライト消したり色々あるのですが、すべて「一瞬」でやらないといけないので、素早い動き、というのも身に付いたと思います。

 

また、会社によっても違うのですが、私が仕事していた会社は積み込み後に歩いて船外に出るので、狭いハシゴでフロア間の小さな穴を急いで抜けて行ったりするので、身体をぶつけたりして痛かった事も覚えています。

 

輸出する車を船に積み込む副業はここがツライ

 

 

今はだいぶ紳士的な職場になったようで、女性のドライバーもちらほら見かけます。なかなか求人はしてないと思いますが、このバイトをやろうとしたら、関係する港湾関係のバイトをしつつ顔見知りになって潜入してゆく、みたいな感じでしょうか。

 

運転者、としてばかり考えがちですが、可能性としては「密輸」等にも関わる事も可能な職場なので、海外との色々な意味で「水際」である事を自覚すべきでしょう。そういった意味でも、広く一般に求人はしないのでしょうか。

 

また、どうしても慣れてくると車をぶつけない範囲で雑に扱うようになってしまいますが、あくまで人様の手に渡る前の商品であるという事を忘れずにいる事が大切だと思います。見たことがない人は想像もつかないと思いますが、結構雑に扱われる場合も多いです。

 

また、誰が悪いというわけではありませんが、長期間に渡ってモータープールや港において置かれる間に新車とは思えないほどドロドロに汚れる場合も多くあります。汚れはボディーに乗っかっているだけですが、そこを触った途端にボディーを傷つけるクレンザーのようなものに変身してしまいます。

 

そんなこともあり、私はとにかくボディーに触れず、ノブの内側だけ触ってドアを開け、室内もなるべく触らないように務めてきました。30年近く経ったいまでもその習慣は抜けません。おかげで車はいつもピカピカで過ごさせて頂いています。


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