
30歳主婦で、0歳児の子供がいます。最近は妊娠していたころに落ちてしまった筋肉を取り戻そうと、筋トレがてら子供を抱っこしながらむやみに動き回るのが日課になっています。抱き癖は今の価値観に合わないと判断して、抱っこばかりの生活です。
23歳から1年半、当時住んでいた街の繁華街でメイドカフェのスタッフとして働いていました。時間帯が20時から24時で、もともとはキッチンとして入っていましたが、女の子が足りなくなりホールに回されました。
厳しい上司のいる職場だったので、黒髪のままだったし童顔の私は、23歳なのに20歳の大学生として働きました。最初は恥ずかしかったメイド服もカチューシャもだんだん楽しくなりました(笑)
メイドカフェの仕事内容と日々の感想
仕事内容はキッチンだとほかの飲食店とほとんど変わりませんでした。ドリンクを用意したり軽食を作ったりして、お客様がホールの子とお話ししているときは結構暇な時間が多かったです。夜の時間帯だったので、軽食を頼まれる方がほとんどいなかったのも理由かと思います。
ホールの方はなかなか大変でした。お客様とのコミュニケーションをとる時間が多いし、いかにお客様を楽しませて次も来てもらうかを考えながら接客をしていたからです。
私のいたお店ではつまらなそうにしているお客様には自分から話しかけて楽しませる(=ゲームをしたり写真を撮ったりしてお金を使わせる)ことを売りにしていました。
複数人で来て、恥ずかしそうにしている方を見かけたら優しくお声がけをする、お好みのサブカルチャーを聞き出すなど、ガールズバーの要素も含まれていたと思います。
ゲームの内容はじゃんけんゲームだったり、時間があるときはビンゴやボードゲームだったり様々で、何人のメイドと一緒にゲームをするかによって料金が決まっていました。
ホールのメイドさんたちは結構手加減したり、分からないように早く切り上げる方法を知っていたので、主はお昼に働いていたわたしも飲み会の時に参考になるなー、と感心しました。
メイドカフェ副業バイトのメリットとデメリット
メリットは、キッチンとして入れば少し暇な飲食店でバイトしているけど、バイト代は他と変わらなかった点が挙げられます。
私は夜の時間帯に軽食やドリンクを用意する担当だったので、ほとんどの時間をドリンクの用意でつぶしていました。
軽食もサンドイッチなど簡単なものばかりだったので本当に楽でした。ホールの方はややこしいお客様もいますが、たいていは優しい方なのでゲームも楽しそうにしていたところです。
副業で働く子もいい子が多い店だったので、ほとんどトラブルもなく、楽しそうにゲームをしている声をキッチンから聴いていると、ホールに行きたくもなりました。
また、メイドカフェの制服はやっぱりかわいいです。そんな趣味はなかった私ですが、一度来てみたらテンション上がって何枚か写真を撮りました。メイド服が好き、来てみたい女の子にはお勧めのバイトです。
副業で稼ぐためには、人見知りしないでたくさんのお客様に接していくこと、前に来たお客様の好みを覚えるために、ノートをつくるなど努力することが大切だと思います。
接客業なので笑顔が大切なのは言うまでもありませんが、たまに人見知りそうなメイドさんを求める方もいらっしゃるので、そのメイドさんの個性が大切な職場かな、とも思います。
デメリットは知人にバレたときに恥ずかしいことです(笑)。大学生のバイトなら、話のネタくらいで終わるところですが、私は当時23歳の立派な大人です。
なぜ普通の飲食店じゃないのか、メリットを説明するのが面倒くさいのもありました。
だから極力顔出しはしない、写真も一緒に撮らないを徹底してもらいましたし、ホールに出るときも敢えてキレイ目なキッチンの服で接客をして、もし知人が来てしまった時に言い訳ができるようにしていました。